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■アラクニア
アラクニア 原題:Arachnia
監督:ブレッド・パイパー
制作:2003年 アメリカ

 特撮も監督自身の名義になってるので、そっち方面出身の人物なのか、あるいは限りなく自主映画に近い(つまり人手が足りない)か、どっちかなんでしょうね。で、いざ本編を見てみると、すぐにわかります。ああ後者か、と。多くは語りませんが、ようするにそういうクオリティです。
 オープニングは空飛ぶセスナ機の中。座席で採点中の生物学の教授と、その助手。そして、見るからに赤点っぽいボンクラ大学生が3人(男1、女2)。この女学生のうちひとりが、ブロンド、受け口、タレ目、ノータリンという、絵に描いたようなダメモンローでありまして、彼女の言動を楽しむのが、この映画の見所とも言えるでしょう。実際、このダメモンローが機内でやたらとうるさいんですよ。セスナの窓外で流れ星が飛んでいるのを見て、
「流れ星ってステキよねぇ〜。え? 流れ星ってお星様じゃないの? 岩? 隕石? それが地球に落ちてくるの? じゃあ、この飛行機に当たるかもしれないじゃない! イヤ〜ン! 窓際の席、こわーい!」
 てなことを言いながら狭いセスナの機内でどったんばったんしてると、本当に隕石落下。直撃こそまぬがれたものの、落下の衝撃波をモロに食らってセスナも墜落。なかなか起こりえない天文学的確率の災難ですが、しかし、それぐらいで驚いてちゃいけないのです。なにしろこのあと、隕石落下の衝撃が地下に潜んでいた巨大クモ軍団を目覚めさせ、墜落を生き延びた主人公たちに襲いかかるという無茶な展開になるのですから。
| とみさわ昭仁 | クモ | comments(0) | trackbacks(0) |
■アイス・スパイダー
アイス・スパイダー 原題:Ice Spiders
監督:ティボー・タカクス
制作:2007年 アメリカ

 ユタ州のスキー場に人喰いグモが出現して、スキー客をバクバク食っちゃう映画……って書くとミもフタもないなあ。クモは6匹います。人間の子供ぐらいの大きさです。遺伝子操作で造られました。謎の軍隊が登場します。その軍隊はなぜかクモを殺そうとせず、捕獲して連れ帰ろうとします。立て篭った民間人は見殺しにされそうに……。と、書けば書くほど陳腐な気がしてきますが、たぶん気のせいです。人喰い映画スターのパトリック・マルドゥーンが出てるんだから、つまんないはずがないのです。
 屋内でクモに追いつめられたときに、カベに掛けてあったシカの生首をとって、そのツノで戦うというのは、なかなか斬新だなあと思いました。
| とみさわ昭仁 | クモ | comments(0) | - |
■毒蜘蛛タランチュラ 死霊の群れ
毒蜘蛛タランチュラ 原題:Tarantulas The Deadry Cargo
監督:スチュワート・ハグマン
制作:1977年 アメリカ

 エクアドルはサンパブロ。大量のコーヒー豆を飛行機で運ぼうとしている男たちの一団がいます。おや? 積み込まれた豆袋のカゲでなんか動いてますよ? 近寄って見てみましょう。
 ぎゃっ! 毒グモー!
 というわけで毒グモは操縦室にまで入り込んでパイロットを襲い、コントロールを失った飛行機はどこかの町に墜落。毒グモの皆さんは散らばって繁殖し、町中が大パニックになるという大変にわかりやすい作品です。
 全体的には盛り上がりに欠ける映画ではありますが、心を広く持ってかまえれば、案外、見所はいくつも見つかるものです。たとえば林の斜面で不倫カップルが乳くり合っている場面。男がちょっと目を離した隙に、女がクモに噛まれて斜面をゴロゴロ転げ落ちるのですが、その途中、斜面に生えてる樹に頭をドカッとブチ当てるんですね。この明らかに演出プランにはなかったであろうアクシデントは、見逃せません。
| とみさわ昭仁 | クモ | comments(0) | - |
■タランチュラのキス
タランチュラのキス 原題:Kiss of the Tarantula
監督:クリス・マンガー
制作:1972年 アメリカ

 主人公はクモが大好きな少女。自分の部屋でこっそりタランチュラを飼っています。でも、ママはクモが大ッ嫌いで、主人公にも冷たくあたる鬼ババア。おまけに、やさしいだけの亭主(葬儀屋さん)に愛想を尽かして、出世街道まっしぐらの警察官(亭主の弟)と浮気をしながら、亭主を殺す計画を練っています。ひょんなことからパパ殺害計画を知ってしまった主人公は、先手を打ってママの寝室にタランチュラを送り込み、心臓発作を起こさせて殺害します。こうして主人公は、自分とパパとクモだけの幸せな生活を手に入れたのでした。
 それから数年後。主人公も成長してすっかりいい女に育っていましたが、それに比例して飼ってるクモの数も増えてます。一方、警官だった叔父さんは、いきなり愛人に死なれてわけわかんないでいましたが、それはそれとして順調に出世をかさねて、いまや警察署長にならんとしていました。人間、地位を手に入れれば、次に満たしたくなるのは獣欲です。そう、かつての愛人の面影があり、そのうえ若くてきれいな娘に育った主人公を、手籠めにしようとするのです。クモ少女、貞操のピーンチ!
 というわけで見所は、何ひとつ見せ場がなくてただ出てるだけのパパ役の俳優さんの尋常でない背の高さ。
| とみさわ昭仁 | クモ | comments(0) | - |
■アラクノフォビア
アラクノフォビア 原題:Arachnophobia
監督:フランク・マーシャル
制作:1990年 アメリカ

 アラクノフォビアとは“クモ恐怖症”のこと。都会から田舎に引っ越したクモ嫌いのドクターが、町を襲った猛毒クモ事件に果敢にも立ち向かうというお話。制作総指揮がスピルバーグで、監督もフランク・マーシャルという問答無用の一級作品。でも、クモ映画。
 冒頭、ベネズエラの山奥で調査隊の一人がクモに襲われ、最初の犠牲者となります。そのとき、運搬用の棒を通す棺の穴からクモが侵入し、遺体とともに町まで運ばれ、建物のドアに開けられたネコ用通路から外へ出て、そこへ飛来したカラスに掴まれて空を飛び……という具合に、クモがどんどん遠距離を移動していく様子が描かれます。こういう描写の巧みさは、やはりスピルバーグ組ですね。
 ただ、主人公がアラクノフォビアであるという設定が、結局、単なる“クモ嫌い”にとどまっていて、全体的には小粒な印象を受けました。クライマックスも、クモ嫌いな自分が自分のために頑張ってクモと戦う、というのではなく、クモ恐怖症の父親が愛娘を助けるために自らクモの群れに飛び込んでいく、という持っていきかたにするほうが、ドラマも盛り上がるし、映画のタイトルも活きると思うんですよね。
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■スパイダーズ2
スパイダーズ2 原題:Spiders II : Breeding Ground
監督:サム・ファースティンバーグ
制作:2001年 アメリカ

 ちょっと記憶が曖昧なんですけど、クモの管理責任者である博士がセリフで「宇宙人の遺伝子を……」とかなんとか言ってたので、たぶん前作『スパイダーズ』の続編にはなってるのでしょう。物語はつながってないけど、設定だけつながってるんだと思います。
 今回は、巨大な輸送タンカーが舞台で、なぜかこの中で殺人グモの実験をしています。主人公の夫婦はヨットで航海中に嵐と遭遇し、漂流していたところを運良く(悪く?)このタンカーに助けられてしまいます。で、あれやこれやあってクモに襲われる、という次第。
 見所、というわけじゃないんですけど、眉毛にびっくりしましたよ。キ○ガイ科学者の下で働いてる男がものすごく毛深くてですね、顔の下半分はヒゲ剃り跡で青々としてるし、眉毛も極太で思いっきり左右が連結してるんですよ。で、コイツすっごい眉毛してんなー、とか感心してると、その眉毛がときどき離れたりくっついたりしてるのです。どんな眉毛だよ! と思ってよくよく見てみると、同じぐらい毛深い船員が2人いたんですね。眉毛のつながってる人と、そうでない人と。びっくりしたなー。
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■スパイダーズ
スパイダーズ 原題:Spiders
監督:ゲーリー・ジョーンズ
制作:2000年 アメリカ

 とあるバイオテクノロジーの研究施設では、クモに宇宙人の遺伝子を注入するという実験を行っていました。注入後、クモの遺伝子と宇宙人の遺伝子を馴染ませるためには、宇宙人がいたのと同じ環境へ置くのがベストだということで、クモはスペースシャトルで宇宙へと送り出されます。ところが、宇宙に着いたスペースシャトルは、ふとした事故で墜落。シャトルは燃え尽きたにもかかわらず、クモはものすごい生命力で大気圏突入を生き延び、地表にまで到達してしまいました。やがてクモは巨大化して、何も知らない人々を襲いはじめたのです……。
 と、クモが巨大化したことよりも、宇宙人がいたことの方がよっぽど驚きじゃないかと思うんですけど、その辺は「いる」という前提で華麗にスルーされていて、ある意味すがすがしい映画ですね。人喰い映画においては、そのモンスターがどうやって生まれたかは、そんなに重要じゃないんです。いや、重要じゃないってことはないけど、そこんところは見て見ぬふりをしてあげるのが、粋な大人の態度というものでありましょう。
 特典映像でのスタッフの談話によると、クモの模型は3段階のものが作られたそうです。もっとも小さいのが60センチ、次に180センチ、そして最大のものが9メートル。実際、映画本編を見てみると、前半はクモが小さいので映画自体も小粒な印象を受けますが、後半になるとどんどん迫力を増していって、けっこう手に汗握れます。ぎゅっ。
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■クモ男の復讐
クモ男 原題:Earth vs The Spider
監督:スコット・ジール
制作:2001年 アメリカ

 製作および視覚効果をスタン・ウインストンが手掛け、怪人クモ男を追う刑事役をダン・エイクロイドが演じているという、低予算だかそうでないんだかよくわからない映画。
 気の弱い青年が“強力くもエキス”を注入したことでクモ男に変身し、スーパーパワーで悪をやっつけるお話……と書くと『スパイダーマン』を連想するでしょうけど、だいぶ違います。
 まず、低予算なのでスパイダースーツがありません。裸にクモの巣っぽいペイント(それも片腕)だけです。いちおう武器としてスパイダーウェブは発射します。でも、なぜかヘソからです。このクモ青年はヒーローコミックのオタクという設定で、その名も“クェンティン”だったりするのですが、そのあたりのネタも空回りしている印象ですね。
 ただ、後半になって青年のクモ化が加速し始めると、スタン・ウィンストンの本領発揮という感じで目が離せなくなります。それまで我慢して見続けられるかが勝負の分かれ目ですよ。
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■キングスパイダー vs メカデストラクター
キンスパメカデス 原題:Creepies 2 Lasvegas Attack
監督:ジェフ・リロイ
制作:2005年 アメリカ

 前作『キングスパイダー』の散々な出来にスタッフは反省するどころか、むしろ前作以上に自信満々で取り組んだ(と思われる)のが、この続編。身の程知らずというか何というか、今度はおかしな巨大ロボまで引っ張り出してきて、日本の怪獣映画(なかでも2大怪獣決戦もの)をやりたかったんだろうなーというのがアリアリとしてます。
 前作では、ハリウッドを舞台に人命などまったく無視して破壊と殺戮の限りを尽くした“キングスパイダー迎撃チーム”ですが、今回は場所をラスベガスに移して、ベラッジオも、エクスカリバーも、マンダレイベイも、有名ホテルを軒並み瓦礫の山に変えていきます。制作スタッフによる富裕層への妬みが露骨に出ていて、なんとも微笑ましいですね。
 最後はもちろん、やっと倒したはずのクモがやっぱり生きていた的なお約束の展開で次回作への期待をつなぎます。ってまだ作る気かよ!
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■アラクニッド
アラクニッド 原題:Arachnid
監督:ジャック・ショルダー
制作:2001年 スペイン

 地球に墜ちたUFOの影響で孤島に住むクモが巨大化。どういう原理でそうなったのかはまったく説明されないまま、孤島へおもむいた救援チームが順番に巨大グモに食べられていく、という映画です。設定だけがあって物語というものが皆無な脚本ですが、クモの気持ち悪さはよく出てますね。アニマトロニクス(クモの模型)もわりといい動きをしてます。
 救援チームのなかにクモ博士がひとり混じっていて、この彼が襲われるときに「クモの糸には7種類ある。過糸、放射糸、卵のう糸、しおり糸、まゆ糸――」と、誰も聞いてないのにクモの生態を解説しながら死んでいくのは、モンスター映画でたまに見かける演出です。たしか『ディープポセイドン』でも同様のシーンがありました。いわゆる「解説しながら死んでいく」系ですね。他にもこの映画は「寄生した生物が体内から出てくる」系であり、「やっつけたかと思ったらまだ残っていて次回作に続くかも」系、でもあります。
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