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■オクトパス in N.Y.
オクトパス in N.Y. 原題:Octopus II
監督:ヨッシー・ウェイン
制作:2001年 アメリカ

 なかなかタコが出てこないでジタバタさせられた前作に比べて、こちらは最初からタコの脅威をちゃんと描いていて好感が持てます。その後の展開も、いち早くタコの存在を知った主人公の警察官が、署の上司らに危機が迫っていることを訴えてもなかなか信じてもらえず孤軍奮闘するしかないという、いかにもモンスターパニックの王道を行くストーリー展開で、どこか懐かしい楽しさを与えてくれますね。
 ところで、この主人公は、巨大タコの存在を信じてもらえないあまりに、うなされてタコの夢を見るんですけど、夢の中で海から這い上がってきたタコが自由の女神をよじ登って、その首をへし折ってしまうんですよ。わたくし、ちょうど『クローバーフィールド』を見てきたばっかりでしたので、「こ、これはクローバーフィールドの元ネタ? っていうか、タコだけにオクトーバーフィールド? いまおれうまいこと言った?」とか思いましたね。
 聞き逃せないセリフをひとつご紹介しておきましょう。主人公の警官が、事件を追っていく過程で市長の秘書(美人)といい仲になるんですけど、事件に巻き込んでしまったことを詫びるシーンの会話。
 警官「大変なことになったなあ、君まで巻き込んでしまったよ」
 秘書「タコに巻かれるよりマシだわ」
 ……いい女だ!
| とみさわ昭仁 | タコ | comments(0) | - |
■オクトパス
オクトパス 原題:Octopus
監督:ジョン・エアーズ
制作:2000年 アメリカ

 まずはいきなりキューバ危機の場面から。巨大タコパニック映画のはずなのに、なんだなんだ? と思っていると、カストロに渡す核燃料を運搬中のソ連の原潜がアメリカの原潜に撃沈されてしまいます。裂けた船体から転がり出た核燃料は海の底へ。ははーん、この影響でタコが? 巨大化なさると?
 実際、放射性物質の影響でタコが巨大化するのは間違いないんですが、この映画、なぜかそういう楽しいところは描かずに、今度は爆弾テロ犯の追跡劇かなんかを描写しはじめます。いや、これはこれでけっこうスリリングでいいんですけどね、こっちはタコが見たいんだよタコが!
 で、結局、その捕まったテロリストは米国の原潜で移送されることになって、海へ出ます。ようやくこれでタコが? 活躍しますか? ……と思いきや、今度は艦内を逃げまわるテロリストの逮捕劇になったりするのです。なかなかタコパニック映画になりませんなー。いいから早くタコを出せタコを! と、寿司屋のカウンターで暴れる腹ペコな江戸っ子みたいな気持ちになった頃に、ようやくタコが全身をあらわし、クライマックスを迎えるのです。なんか制作者に踊らされた感じがしますなー。
| とみさわ昭仁 | タコ | comments(0) | - |
■テンタクルズ
テンタクルズ 原題:Tentacles
監督:オリバー・ヘルマン
制作:1977年 イタリア

 舞台はカリフォルニア沿岸。海底トンネル工事から漏れてきた電磁波の影響で、タコが巨大化。胃袋まで巨大化したタコは海中の小魚だけでは物足らず、のそりのそりと触手を伸ばして陸上の人々をも餌食にします。海中に引きずり込まれた哀れな被害者は、肉を喰われ、骨をしゃぶられ、それどころか骨髄まで吸い尽くされた無惨な姿に!
『ジョーズ』の大ヒット後、佃煮にするほど公開された魚介類パニック映画の一作ですが、こちらは他の駄作群とはひと味違います。とくに冒頭で、ベビーカーの赤ん坊がタコにさらわれる場面の演出が抜群にいいのです。
 海辺にベビーカーを停め、日光浴している若い母親。友人がクルマで通りかかったので、母親はベビーカーをその場に残し、道路を渡って友人の車に駆け寄る。少しのあいだ話し込む二人。画面手前に母親のクローズアップ。画面の奧にはベビーカー。その間にある湾岸道路を、何度か車が横切る。その度にベビーカーが車の影になる。見るからに「あー、このベビーカー(赤ん坊)はタコに持ってかれるな」というのがわかる構図なんですが、何度か車が通っても、ちゃんとベビーカーは残っている。で、ちょっと油断した頃に突然大きなトラックがフレームインしてきて、サッと通り過ぎるとベビーカーはもう消えているのです。うまいなー! つうか、タコ早技!
 全体的に出来がいい作品だと思いますが、なかでもいちばんの見所は、舟遊び中のおデブちゃんが海に飛び込んだ瞬間、「おっ、美味そうなのキター!」という顔で流し目をくれる海底のタコ(本当にそういうシーンがあるのです)。
| とみさわ昭仁 | タコ | comments(2) | - |