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■怪奇異星物体
怪奇異星物体 原題:The Day The World Ended
監督:テレンス・グロス
制作:2001年 アメリカ

『原子怪獣と裸女(1956)』をリメイクしたのが『原子怪人の復讐(1966)』で、それをまたリメイクしたのが本作『怪奇異星物体』。さすがに3本目では放射線も半減したようで、タイトルから「原子」は取れちゃった。
 舞台はアリゾナ、シエラビスタというド田舎。この町の小学校へ赴任してきたのが、ナスターシャ・キンスキー(ご存知ナスキン)扮する心理療法士。『キャット・ピープル』から20年経ってますからね。さすがにいいおばちゃんになってますけど、それでも相変わらずお美しい。で、彼女が町に着くなり出会うのが、いじめられっこのベン少年。いつかは本当のパパ(宇宙人)が迎えにきてくれるんだ! と夢想してるんですけど、まあ映画のタイトルが『怪奇異星物体』っていうぐらいですからね、本当に来ちゃうわけです。パパ(怪奇異星物体)が。
 物語的にはどうということのない地味な作品ですが、先日、亡くなったスタン・ウィンストンによるパパ(クリーチャー)のデザインと操演は、見事のひと言。それだけでも見る価値はあります。合掌。
| とみさわ昭仁 | 宇宙人 | comments(4) | - |
■ザ・フィースト
ザ・フィースト 原題:The FEAST
監督:ジョン・ギャラガー
制作:2006年 アメリカ

 3月29日(土曜日)、新宿ジョイシネマにてトークショー付きの上映を見に行ってきました。トークショーは蒼井そら柳下毅一郎高橋ヨシキのお三方と、司会が高橋ターヤン氏。生の蒼井そらさんが見られるとはいっても、なにしろ映画が映画なんで、客席の入りは6割くらい。わりと和やかなムードでゆるいトークが繰り広げられました。
 さて、本編。テキサスの荒野にぽつんと建つバーに、いきなり全身血みどろの男がショットガン片手にご来店。マスター&常連の皆さんは、わけもわからず目が点に。そりゃそうでしょう。しかし、血まみれナイスガイはそんなこと意に介さず、「ものすごく敏捷で凶暴なモンスターがこっちへ向かってる。おれの言う通りにしないとみんな死ぬゾ!」みたいなことを早口でまくし立てます。え? え? なんの話? とか言ってる側からモンスターが襲ってきて、登場したばかりのナイスガイを丸かじり。血がブシュー! 以後、怒濤の勢いでバーの客(エサ)対モンスター(腹ペコ)の攻防戦が繰り広げられるのです。
 とにかく展開が早い。無駄なシーンが一切なくて、人喰い映画のエッセンスだけを煮詰めて煮詰めて一晩おいて、また煮詰めたような映画ですね。それでいて、見終わったあとはスカッと爽やか。期待以上の傑作でした。

 ★耳寄り情報★
 口だけ達者な間抜けサラリーマンの“コーチ”役で、ブラックフラッグのヘンリー・ロリンズが出てますよ。
| とみさわ昭仁 | 宇宙人 | comments(0) | - |
■遊星からの物体X
遊星からの物体X 原題:The Thing
監督:ジョン・カーペンター
制作:1982年 アメリカ

 4歳のときに観た『遊星よりの物体X』に激しい衝撃を受け、将来は映画監督になろうと決意したジョン・カーペンターが、念願かなってプロになり、ひとしきり活躍したのちに思い出の一作をリメイクしてみせたのが、この作品。ホントかなー。なんか眉唾っぽいエピソードではありますが、しかし、映画そのものは傑作です。
 ロブ・ボーディンの手による特殊メイクが高く評価されている本作ですが、素晴らしいのはそれだけではありません。たとえば、逃げる犬(実は寄生されている)を銃撃しながらヘリで追跡していく導入部のインパクトや、人間に化けた物体Xを見つけるために各隊員の血液に熱した銅線を近づけていく場面のスリルなど、本当に見せ方がうまい。オリジナルのときにはあまり明確に描かれていなかった「仲間の疑心暗鬼」という要素が、本作では実に巧みに活かされています。
 人喰いポイントとしては、心停止したノリス隊員を蘇生させるため電極を当てていたら胸がバカッとひらいて口になり、医者の手を喰い千切ってしまうシーンがあまりにも唐突で最高でした。そこで喰うのかよと。
| とみさわ昭仁 | 宇宙人 | comments(0) | - |
■遊星よりの物体X
遊星よりの物体X 原題:The Thing from Another World
監督:クリスティアン・ナイビイ
制作:1951年 アメリカ

 侵略SFの傑作として名高い『遊星からの物体X』の、ハワード・ホークス製作によるオリジナル版。モノクロ撮影のうえに特撮技術もしょぼいけれど、逃げ場のない閉鎖空間での戦いという設定が秀逸で、最後まで飽きさせません。氷の下に埋もれている飛行物体の影に合わせて隊員らが散開してみると、それは飛行機型ではなく、円形、すなわち空飛ぶ円盤の形をしていた……というシークエンスは、お見事! のひと言。
 あらためて見てわかったんですけど、舞台は北極(正確にはアラスカ)なんですね。てっきりオリジナル版も南極なんだと思ってました。それぐらいカーペンター版の印象が強いということか。カーペンター版は奇抜なクリーチャーの造形も話題になりましたが、こちらは時代的にそんなのは無理なわけで、あんまりクリーチャーっぽくありません。というか、思いっきりヒトの形をしていて、背の高いおっさんにしか見えません。物体と呼ぶにはあまりにも人間的。『遊星よりお越しのXさん』と呼んでみたい。
| とみさわ昭仁 | 宇宙人 | comments(2) | - |
■宇宙生物X
宇宙生物X 原題:Unseen Evil II
監督:ジェフ・リロイ
制作:2004年 アメリカ

 いきなり双眼鏡の視界いっぱいに映し出される乳。
 洞窟、財宝、聖剣。やがて出現する透明の怪人。
 頭部切断、切り株表現、血糊。
 超常現象研究所、精神病院、患者を口説くエロ看護士。
 特殊部隊、動体探知機、同士撃ち。
 野営、テント内セックス、予知夢、死亡フラグ、仲間割れ。
 そして、志村〜うしろうしろ〜的展開。

 B級映画といえば、これほどB級な映画もないでしょう。でも、映画をおもしろくする要素がテンコ盛りで、なんだか嫌いにもなれない映画です。
| とみさわ昭仁 | 宇宙人 | comments(2) | - |
■エイリアン・ゼロ
エイリアン・ゼロ 原題:Alien Incursion
監督:ジェフリー・スコット・ランドー
制作:2006年 アメリカ

 隕石が森に落下。そこに付着していた宇宙生物。はじめは小さいヘビのような形状をしているそいつは、人間の皮膚に潜り込んで体内へ侵入。一定時間を体内で過ごして幼体へ成長すると、腹部を喰い破って飛び出します。そうして今度は外でも成長を続け、やがて恐怖の人喰いエイリアンへと変身する……と、どこかで聞いたような設定の映画であります。気にしない気にしない。
 見所は、これらのエイリアンを征伐するためにやってきた特殊部隊の隊員たちが、顔面に施しているフェイスペイントですね。ふつう、兵士のフェイスペイントっていうのは迷彩効果が目的のはずなんですが、彼らのは素顔の上にただ黒い絵の具をお好みの形(横一文字とかV字とかゴレンジャーみたいな図形とか)に塗っただけという、どう考えても迷彩の意味をなさないものなのです。だから、役者さんたちがどれだけ真剣に演技していても、その違和感ありまくりのペイントのせいで、命をかけた戦いが、戦争ごっこでもしているようにしか見えないのです。なんなんだろうこれ。
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■プレデター2
プレデター2 原題:Predator 2
監督:スティーブン・ホプキンス
制作:1991年 アメリカ

 器はB級でも、中身は特A級でモンスター映画ファンの度肝を抜いた『プレデター』。その待望の続編を、『エルム街の悪夢5 ザ・ドリームチャイルド』のスティーブン・ホプキンスが担当し、堂々たるC級映画として仕上げてくれました(ほめてない)。でも、それでいいのです。だって、宇宙人が人間の頭蓋骨を集めにくる映画ですよ? そんな中学男子の妄想みたいな設定の映画をC級として撮って何がわるい、って話ですよ。
 劇場公開時に見たときは、わたしも前作の衝撃を引きずっていたので、「こりゃダメだなあ」とか生意気なことを思ったりしましたが、いま改めて見直すと、これはこれで全然アリですね。おもしろいですよ。とくに、ダニー・グローバーにフルボッコされたプレデターが、あり合わせの材料で“プレデター軟膏”を作って治療するシーンなんて最高です。
 エイリアン対プレデターという異“種”格闘技もいいですが、純粋に『プレデター』のみの続編をもっと見てみたいものですなー。
| とみさわ昭仁 | 宇宙人 | comments(0) | - |
■プレデター
プレデター 原題:Predator
監督:ジョン・マクティアナン
制作:1987年 アメリカ

 人間の新成人は一升瓶をラッパ飲みして市長のスピーチを台無しにしてくれますが、プレデターは成人の儀式として人間の頭蓋骨を集めます。そんな異星の若者の無軌道ぶりに堪忍袋の緒を切らした市長……じゃなかったシュワルツェネッガー州知事が、捨て身で戦いを挑む、ミリタリーSFモンスターアクション巨編です。
 公開当時はB級バケモノ映画だと思われて、あんまり話題になりませんでしたね。でも、シュワ率いる特殊部隊員たちの動きとか、光学迷彩で見えたり見えなかったりする表現とか、ときおり挿入されるプレデターのサーモグラフ視点とか、サスペンスを盛り上げる演出の冴えは抜群。のちにマクティアナン監督が『ダイハード』でブレイクしたのも当然と言えましょう。
 個人的には、死にかけプレデターが長い爪の指で自爆装置をセットする場面が、付け爪ギャルが携帯電話をいじっているみたいで大好きです。あと、砂に書いたラブレター(パット・ブーン)って「森に消えたプレデター」と似てるよね。
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■エイリアン4
エイリアン4 原題:Alien Resurrection
監督:ジャン=ピエール・ジュネ
制作:1997年 アメリカ

 というわけで、『』の最後でリプリーが死んでシリーズも完結したかと思った『エイリアン』でありますが、ちゃっかりクローンで再生されて続編ができました。しかもリプリーがエイリアン化しちゃう(鼻血が鉄を溶かす!)という、ものすごい展開。これが有りならなんでも有りだよなー。
 結局、エイリアンシリーズとしての整合感はここに来てもはやグダグダになってるわけですが、これはキャラとディテールを楽しむ映画だからそれでもいいのです。ツナギと運動靴でドタドタ走り回る戦後の靴磨き少年っぽいウィノナとか、両足義足&背が小さい人のイイ奴っぷりとか、アルマジロみたいな顔した宇宙海賊とか、マレット(後ろ髪だけ長い)の科学者の精神病っぽい笑顔とか、見所はたくさん。なかでも見逃しちゃいけないのは、口を開けたエイリアンが例の小さい口をシャーッと伸ばして冷凍ガス発射装置のスイッチを押すところ。あの口にそんな伊藤家の食卓みたいな使い方があったとは!
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■エイリアン3
エイリアン3 原題:Alien 3
監督:デイヴィッド・フィンチャー
制作:1992年 アメリカ

 冒頭のシークエンスなのでネタバレにならないと思うから言ってしまいますが、あんだけ苦労に苦労を重ねて助け出したニュートが、本作の冒頭であっさり死んでるのには「唖然……」とさせられますな。前作だいなしー。さすがは“後味の悪い映画を撮らせたら世界一の男”デイヴィッド・フィンチャーです。そういえば『セブン』も『ゲーム』も、見終わってから最低の気分で劇場から出てきたのを思い出しました。
 だが、しかし! この映画は許す!
 エイリアンシリーズ最大の汚点、とも言われかねない『3』でありますが、人喰い映画祭はこの作品を断固支持しますぞ。なぜなら、シリーズで初めてエイリアンが“人を喰う”からです。本来のエイリアンには人喰い属性はなかったはずですが、本作ではしっかり人を喰うシーンが出てきます。単に監督さんの趣味なのか、あるいは犬に寄生したせいで食の好みが変わったか、いずれにせよ「いぬリアン」最高。
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