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2013.05.03 Friday
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■リトルショップ・オブ・ホラーズ
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2008.04.03 Thursday 07:38
原題:The Little Shop of Horrors
監督:フランク・オズ
制作:1986年 アメリカ
ロジャー・コーマンによるオリジナル版は、のちにオフ・ブロードウェイでミュージカル化されました。そのミュージカルを再度映画化したのが、本作フランク・オズ版『リトルショップ・オブ・ホラーズ』です。
オードリーのプードルっぽさが増しているとか、スティーブ・マーチンの強烈すぎる歯医者とか、見所はたくさんあるんですが、なんといっても本作最大の見せ場は、人喰い植物オードリー2が“唄う”ということです。それもめちゃめちゃソウルフルな黒人ボイスで。当たり前です。声を当てているのが、フォートップスのリードボーカルであらせられるレヴィ・スタッブス様ですからな。ソウル好きでなくても悶絶必至。 -
■リトルショップ・オブ・ホラーズ
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2008.04.02 Wednesday 10:43
原題:The Little Shop of Horrors
監督:ロジャー・コーマン
制作:1960年 アメリカ
舞台はアメリカの貧乏下町。花屋に勤める気弱な青年シーモアは、謎の植物を育てていました。名前はオードリー・ジュニア。同じ花屋に勤めるあこがれの女性オードリーから名前を拝借しました。キモ〜い。典型的なモテない男の行動ですよ。でも、オードリー本人はそれを知って大ヨロコビ。彼女もちょっと天然なのです。やがてオードリー・ジュニアはどんどん大きくなり、店の名物となって、たくさんのお客を呼び込むようになります。シーモアは凄腕の園芸師として名前を売り、恋に、仕事に、大成功! ……となるかに思われたのですが、じつはオードリー・ジュニアには秘密がありました。そうです、ジュニアは人喰い植物だったのです……。
人喰い植物をモチーフにしていて、しかも監督がB級映画の帝王ロジャー・コーマンなのに名作という、まるで奇跡のような映画です。でも、主人公シーモアと、それを取り巻く連中の人物造形がいちいち見事で、これなら名作となるのも当然ですね。強欲な花屋のムシュニクさん、親戚がすぐ死ぬシヴァおばさん、塩ふってカーネーションを食べる男客、サディストの歯医者、マゾヒストの患者(ジャック・ニコルソン!)などなど、彼らを見るだけでも楽しめます。ラストがアン・ハッピーエンドなのもグッド! -
■巨大怪物マンシング
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2007.06.15 Friday 08:39
原題:Man-Thing
監督:ブレッド・レナード
制作:2005年 アメリカ
簡単に言うと、自然破壊にムカついた植物が怪物に姿を変えて人間たちに復讐する話。モンスターパニックではありふれた設定ですが、怪物のモチーフが植物(沼の樹木)というのは、なかなか珍しいパターンではないでしょうか。
全体的に盛り上がりに欠ける映画ではあります。でも、ワニ殺し兄弟のキャラが素晴らしいので、そこだけでも見る価値はあります。とくに兄者(Bad Mannersのバスター似)の絶対にお近づきになりたくない感じと、沼で野グソをする弟の同じ空間に存在したくない感じは名演。マーヴェルコミック・プレゼンツにしてはちっとも健全な映画じゃなくて、まだまだ世の中捨てたもんじゃないなー、と思います。 -
■肉喰怪獣キラーツリー
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2007.03.21 Wednesday 16:07
原題:Trees 2 : The Root of All Evil
監督:マイケル・プレッカイティス
制作:2004年 アメリカ
人喰い映画が好きで、近頃かなりのハイペースでそういう映画を見まくっているわたくしですが、タイトルでストレートに「人喰い」であることを謳っている映画は案外多くありません。そういう意味で、この『肉喰怪獣キラーツリー』は、かなりイイセンいってると思います。
……というのはタイトルだけの話ですよ。内容はシッチャカメッチャカです。なにしろ、原題に“2”って付いてて、しかも本編の終わりに「To Be Concluded(つづく…)」とか出る。つまり3作ある物語のうちのこれは真ん中なのです。なのに日本語版タイトルは『肉喰怪獣キラーツリー』だけ。何も知らずに一話完結だと思って見た人はびっくりするだろーなー。唐突に物語の途中からはじまって、唐突に物語の途中で終わっちゃうんだもの。しかし、そんないい加減なリリーススタイルも、特撮のひどさ(当ブログでは、ひどさ=素晴らしさ)に較べればたいした問題ではないのかもしれません。
キラーツリーが人間を襲う場面が、クリスマスツリーの飾り付けでモミの木と格闘しているお父さんにしか見えないのが、個人的には気に入りました。 - ←back 1/1 pages next→