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■フローズン
評価:
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ポニーキャニオン
¥ 3,009
(2011-01-07)

原題:Frozen
監督:アダム・グリーン
制作:2010年 アメリカ

 もしも!! スキー場のリフトに取り残された状態で係員さんが電源を切って下山しちゃったとしたら──!?
 そりゃ下の雪がまだ柔らかいうちに飛び降りるか、着ているウェアをつなぎ合わせてロープにしてそれを伝って下へ降りるよなあー。普通ならそう考える。でも、この映画の主人公たち3人はバカなので、つまんない痴話喧嘩をしたりしてるうちに日が暮れて、雪面はどんどん凍りついて飛び降りられなくなってしまう。助けを呼んでも声は届かない。素手で安全バーを触って貼り付いてしまう。おまけに腹ぺこウルフもやってくる。
『オープンウォーター』シリーズなどと同様の、取り残されて極限状況に陥るシチュエーションスリラーだ。ただ、この『フローズン』の主人公たちは係員を騙してリフトにタダ乗りするような連中なので、どんなにヒドい目に遭ってもあんまり同情はできない。ゆえにサスペンスとしては弱い。でも逆に考えれば良心の呵責を感じることなく彼らの悲劇を楽しめるわけで、むしろありがたい。
 まだリフトが動いていたとき、呑気に「どんな死に方がイヤか」を語り合う3人。やっぱ何物かに喰われて死ぬのがイヤだよね……って、露骨に伏線な方向へ会話が流れていくと、オタクなジョーは「喰ってから1000年で消化するサーラックがイヤだ」てなことを言う。サーラックってのは『スターウォーズ』に登場する巨大アリ地獄みたいな奴ね。たしかにあいつには喰われたくないわー。
 結局、サーラックじゃなくてオオカミくに喰われたジョーくん。肉食のオオカミは人間の20倍も高濃度の胃酸を分泌するので、軟骨なんかも素早く消化されるんだよね。よかったよかった。
| とみさわ昭仁 | イヌ | comments(2) | trackbacks(0) |
■クジョー
クジョー 原題:Cujo
監督:ルイス・ティーグ
制作:1983年 アメリカ

 うちの奥さんがね、確定申告の手伝いをしてもらったりするときに「控除」のことを必ず「クージョ」って読むんですよ。たしかに漢字のつくりは「空」だから「クウ」と読みたい気持ちはわかるけど、でも「コウジョ」なんだよ、って何度教えてやってもぜんぜん直らないんだなー。クージョ、クージョって、お・ま・えはスティーブン・キングかっ!
 というわけで『クジョー』なんですけどもね、やっとビデオを手に入れたので見ましたよ。ウサギを追っかけているうちにうっかり吸血コウモリの巣穴に鼻を突っ込んでしまったワンちゃんが鼻先を噛まれて狂犬病にかかり、殺人ドッグへと変貌して人間たちを襲うという、非常にオーソドックスなお話です(←“オーソドックス”が“襲うドッグス”とかけてあるサブリミナルなダジャレ。つまんなくても苦情は受け付けない。←もちろん“クジョー”とかけてある)。
 わたくし勝手な先入観で、凶暴な人喰い犬の話だから主役はドーベルマンだと思ってたんですけど、これ、主役のワンちゃんはセントバーナードなんですね。最初はモコモコしてて可愛いのが、狂犬病が悪化していくにつれて鼻水がたれ、目ヤニが流れ、毛並みがゴワゴワになり、血のりがこびりつき、どんどん汚くなっていくのが、喰われるよりも恐ろしいです。
| とみさわ昭仁 | イヌ | comments(0) | trackbacks(0) |
■ターミネーター2018
ターミネーター2018 原題:Rottweiler
監督:ブライアン・ユズナ
制作:2004年 スペイン

 舞台は近未来。移民管理が鬼のように厳しくなった世界で、収容所を脱走した青年が追跡用の人喰い犬ロボに追いかけられるという、わりとシンプルなお話(本当はもっとヒネリがあるんですけど、そこを論じるのはこのブログの役目ではナイ)。
 見ての通り、DVDのジャケには明らかに『ターミネーター』を意識した写真が使われています。犬のターミネーターっていうのはいいよね。以前、ハスキー犬を飼っていたことのあるわたくしとしては、人喰いだから興味を引かれたっていうのもあるけど、どちらかといえばこのジャケ欲しさにDVDを買ったようなもんです。ハスキーの皮をかぶった殺人ロボ犬が、どんな活躍を見せてくれるのかなー、と、わくわくしながら本編を見て……超ビックリ。

 ハスキー犬が1匹も出てこない!

 ジャケに描かれた巨大モンスターに期待して見たら、実際にはその半分のサイズもない、なんてのにはもう慣れているわたしですが、まさか“出てこない”とはなー。ぜひ、皆さんも見て呆れてください。よろしくメカドッグ。
| とみさわ昭仁 | イヌ | comments(0) | - |
■ボーンヤード
ボーンヤード 原題:The Boneyard
監督:ジェームズ・カミンズ
制作:1989年 ドイツ

 完全にジャケ買い。中古ビデオ屋の店頭でこれ(プードルのゾンビが歯を剥いてる!)を見たら、買わないわけにいかないですよ。で、お家にもって帰って見てみたら、期待を裏切らない怪作でした。傑作、とは言わないところがミソ。
 どこだかの死体安置所に、刑事とか超能力おばさんとか自殺未遂の死にかけネーちゃんとか、まあヒトクセある人たちが集まります。そこに運ばれてきたチャイニーズの子供の死体。これがたいした理由もなくゾンビでありまして、人々を襲います。
 普通、ゾンビ映画には肝となるルールがあるでしょう? それは「ゾンビに噛まれると感染する」ということで、そこがゾンビ映画のおもしろさのかなりの部分を支えていると思うんですけど、この映画ではそこが大胆にも改変されているのです。どんな風に?
「噛まれても感染しないけど、その一部を食べると感染する」
 なにその設定。ゾンビの肉なんか食うわけねーよ! と、お思いでしょうけれど、そこが肝心なところなのです。たしかに人はゾンビの腐肉なんか食べようとは思わないでしょう。でも、畜生だったら食っちゃうのです。そう、超能力おばさんが飼っているプードルちゃんが、ゾンビ肉をパクパク食べて、ビデオのジャケにあるような立派なゾンビドッグとなるわけです。あとは見てのお楽しみ(DVD化をはげしく希望)。
| とみさわ昭仁 | イヌ | comments(0) | - |