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■メガ・シャーク vs ジャイアント・オクトパス
■150万年前のケンカの続きをさせてあげよう

原題:Mega Shark vs Giant Octopus
監督:ジャック・ペレス
制作:2009年 アメリカ
[巨][ス][続]

 おそらく最初はネタ切れ打開のための苦し紛れから生まれたアイデアだと思うのだが、『○○○○対△△△△』という、2体の怪物を戦わせるスタイル(それをタイトルにしたもの)が、人喰い映画業界でのひとつの勢力を形成しつつある。古くは『キングコング対ゴジラ』や『エイリアン vs プレデター』なんてのがあり、これらには有名なモンスター同士を対決させることでファンの期待を煽る、という効果がある。

 その延長上に本作『メガ・シャーク vs ジャイアント・オクトパス』もあるわけだが、いくら異質なものを組み合わせたところで、サメもタコも人喰い映画的に新鮮なネタとは言い難い。そこで制作者たちがどうしたかというと、どちらも極端にデカくしたわけだ。その結果、人喰い映画だか怪獣映画だかよくわかんない映画が出来上がったのだった。

 アラスカ沖チュトコ海。どこぞの軍がヘリから海中に低周波探知機を投下し、何かの極秘実験をしていた。なんの実験だかわからないが、極秘だから仕方ない。この低周波の影響で、鯨の群れが狂い出してしまう。海洋学者のエマ・マクニールは、潜水艇で海中探査をしている最中に偶然この鯨の集団暴走を目撃する。

 狂った鯨たちは氷塊に体当たりすると、割れた氷の中から何かが姿をあらわした。それは、150万年前に封じ込められていた2匹の巨大生物だった。すなわち、メガ・シャークとジャイアント・オクトパスだ(長いので以下、サメとタコと呼ぶ)。

 このあと、2匹は離ればなれになり、タコは油田プラントを襲い、サメは飛行中の旅客機に襲いかかる。低空飛行のセスナじゃないんだ。高度1万メートルを飛ぶ旅客機だよ。「え?」と思うよね。思わずDVDプレイヤーを巻き戻して見直したもん。このあたりから、もうこの映画が尋常な企画の元に作られたものでないことがわかる。

 主人公のエマ(懐かしやデビー・ギブソン)は、日本から応援にきた科学者のドクター・シマダとあっという間に恋に落ちる。怪物2匹の対策もままならないというのに、激しく乳繰り合うふたり。事後のピロートークでお互いの“匂い”が好き……とかなんとか囁き合っていたところで、いいアイデアを閃いてしまう。「フェロモンでおびき寄せよう!」って。それは別にかまわないんだけど、周りの人にこのアイデアをどうやって思いついたのか尋ねられたらどうするんだろうかね。

 ま、そんなこんなで2匹をおびき寄せ、あれやこれやの戦いがあって、最後はそれほど驚くような展開にもならずに平和が取り戻される。人類の危機はふたりの体臭が救ったというわけだ。

| とみさわ昭仁 | その他-詰め合わせ | comments(1) | trackbacks(0) |
■アニマル大戦争
原題:Day of the Animals
監督:ウィリアム・ガードラー
制作:1977年 アメリカ

 ネガの紛失やらなんやらで長いこと見られなかったものが、このほど同じガードラー監督の『グリズリー』とセットでDVDリリースされたので、早速購入して見てみました。
 いや、噂にはきいていたけどすごいですね。オゾン層の減少で紫外線が降り注ぎ、異常化したウィルスによって動物たちが凶暴化。クマだのヘビだのがハイキング中の人々に襲いかかるという、スケールが大きいんだか小さいんだかよくわからないお話。おそらくは調教してあるだろう猛獣を使って撮影しているので、動物自体は実はそんなに恐くないです。むしろ、人間のほうが数倍恐い。とくにレスリー・ニールセン扮する感じの悪い広告屋が、猛獣たちに追いつめられる極限状態の中どんどん狂いを深めていって、遭難者仲間のご婦人に「黙れ!ビバリーヒルズのババァ!」と吐き捨て、泣きわめくその息子に「うるせえゴキブリ! 谷に叩き落とすぞ!」と叫び、しまいにゃ服を脱いで上半身裸になって「おれがリーダーだ!」と叫んで美人の遭難者をレイプしようとしたりする。まるで漂流教室の関谷状態。最後は素手のニールセンがグリズリーと取っ組み合いを始めたりして、いったいなんの映画を見てたんだかわけわかんなくなります。いやー、長年の渇望感に応えてくれる珍作でしたね。でも3800円は高い。
| とみさわ昭仁 | その他-詰め合わせ | comments(5) | trackbacks(0) |
■デス・サファリ サバンナの悪夢
デス・サファリ 原題:Prey
監督:ダレル・ジェームズ・ルート
制作:2007年 アメリカ

 ピーター・ウェラー扮するトムは水力発電技師。仕事のついでに娘と息子と再婚予定の若い彼女を連れて、アフリカにやってきました。自分が仕事をしている間、子供たちが退屈しないようガイドをつけて動物観察(game drive)に送り出します。最初はまったりとアフリカの原野を進んでいたのですが、途中、息子が野糞をするためにガイドとともに車を降りたのが運のつき。不意にあらわれたライオンにガイドさんが食われてしまい、何の武器も持たない3人は車の中に取り残されてしまうのです。パパー、助けてー! しかし、誰も助けにきてくれません。せっかくパパはロボコップなのに!
 映画のジャンル的には『ジャングル・チェイス』なんかと同じで、か弱いオンナコドモが猛獣のうろつく原野に放り出されて、決死のサバイバルを試みる、というもの。右からライオン、左からハイエナ、空からはハゲタカといった猛獣、猛禽の恐ろしさをたっぷり味わってください。
| とみさわ昭仁 | その他-詰め合わせ | comments(2) | - |
■インアマゾン
インアマゾン
原題:Peter Benchley's Amazon
監督:ジョン・カッサー、ロン・オリバー、ルーク・カリフォー、クレイグ・プライス、ロス・クライド
制作:1999年 アメリカ

クローバーフィールド』があまりにもおもしろかったものだから、J.J.つながりでテレビシリーズの『LOST』を借りてみたりしたんですが、昨今のアメリカドラマ、どうせシーズン1どころか2になっても3になっても問題が解決されないのはわかりきっているので、6話まで見たところでもう続きを借りるのやめた。でも、墜落事故の生存者を観察したい欲はおさまらないので、かわりに『インアマゾン』を借りてきました。8年前に作られた、これもまたアメリカのテレビシーズ。
 全部で22話作られていて、DVDでは全5巻(インアマゾン、同2、同最終章、同アナザーストーリーI、同アナザーストーリーII)でリリースされています。ゴールデンウィーク中に一気見しました(各巻のエピソード配分はここが詳しい)。最後のほうは非常に駆け足な終わり方で、もしかして『LOST』見てた方が幸せなゴールデンウィークを過ごせたのでは……? と不安になったりもしますが、人喰い映画スターのクリス・トーマス・ハウエルさんが出ているので、これはこれで見といてよかったです。
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■ミステリアス・アイランド ノーチラス号の最後
ノーチラス号の最後 原題:Mysterious Island II
監督:ラッセル・マルケイ
制作:2005年 アメリカ

 舞台は巨大生物の島ですから、どんな巨大なヤツが出てくるのかをご紹介しておきましょう。前編ではまずカマキリ。かなりいいCGです。可哀相な被害者をいきなり鷲掴みにして、頭からガブリ。いい食べっぷりを見せてくれます。続いて蚊。そしてネズミ、キングコブラ、アリ、カメレオン、サソリ。いろいろ出てきます。わたくし、かなり人喰い映画を見てきましたけど、カメレオンは初登場じゃないかなあ。出番が短いのが残念でしたね。あの長い舌を活かして、もっと見せ場を作って欲しかったです。
 で、こちらの後編では、主人公グループと海賊とのお宝争奪戦がメインになってくるので、巨大生物の出番はやや少なめになります。それでも再びコブラが登場し、さらにはカラス、クモときて、定番の大ダコが全体を引き締めます。こうやっていろいろ出てこられると、人喰い映画祭的にはカテゴリの分類に困るわけですが、映画としてはにぎやかでいいですね。
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■ミステリアス・アイランド 巨大生物の島
巨大生物の島 原題:Mysterious Island
監督:ラッセル・マルケイ
制作:2005年 アメリカ

 ジュール・ヴェルヌの『神秘の島』を映像化したもの。劇場用映画じゃなくて、おそらくTVムービーなんでしょうね。同じ原作を映画化したものとしては『SF巨大生物の島』が圧倒的に有名ですが、こちらもなかなかいい出来です。
 サイラス大尉の役をカイル・マクラクランが好演しており、漂着した巨大生物の島ではもちろんネモ船長と出会います。このネモ船長を見事に演じているのが、なんと『モビー・ディック』でエイハブ船長を演じていたパトリック・スチュアートなのです。世界三大船長のうち二人も演ってるとは、つくづく船長に縁のある俳優なんですなー(あと一人は漁港の森田釣竿船長)。
 当初、この作品は前編が「巨大生物の島」、後編が「ノーチラス号の最後」というタイトルで別々のパッケージとして売られてたんですが、いまは2枚セットになったお徳用パッケージが出てますね。いまから買う人はそっちの方が絶対お得。

 というわけで、明日は後編をご紹介します。
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■ゾーダ
ゾーダ 原題:Zoda
監督:チャンチャイ・パンタシ
制作:2002年 タイ

 幻の象を求めて、魔のジャングルに足を踏み入れたアジア象を守る会(のんきな名前)の皆さん。ムカデに喰われて2人死に、サソリに喰われて1人死に、蜂に食われて1人死に、大蛇に喰われて3人と犬1匹が死ぬという、なんだかもうこれ1本で人喰い映画祭絶賛開催中みたいな作品。
 ストーリー的には、次々と人が死んでいく以外これといった起伏もなく、岡本健一と高橋和也っぽい典型的なジャニ顔の美少年二人が、笑ったり泣いたり喧嘩したり食べられたりするのをひたすら見せられるだけ。ようするに、これって単なるタイのアイドル映画なんじゃないの? と思ったりもするわけですが、でも、日本ではジャニーズ映画にムカデの大群なんて出てこないし、撮影の合間にアイドルスターが本物の大型ムカデを手に乗せて遊んでいるのをメイキング映像に収録するなんてことは……ありえないよ!
 さて、この映画(というかビデオ)の本当のお楽しみは、実は日本語吹替えバージョンにあります。タイのジャングルが舞台なのに、ロバのパンとか、多摩動物園とか、エレファントカシマシとか、人面犬とか、川口探検隊とか、富山の薬売りとか、マツケンサンバとか、川上のぼるとか、どう考えても日本人にしか通用しない単語がてんこ盛りなんですね。つーか川上のぼるなんて日本人だって普通は知らないよ。吹替え台本書いた人、暴走しすぎ。なので、ビデオを借りた人は吹替え版も忘れずに見るように!
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