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■ダイアリー・オブ・ザ・デッド
ダイアリー・オブ・ザ・デッド 原題:Diary of the Dead
監督:ジョージ・A・ロメロ
制作:2007年 アメリカ

 ゾンビ映画はあんまり守備範囲じゃないんですけどね、ロメロ御大の新作となれば観ないわけにはまいりません。ギロッポンヒルズのトーホーシネマズで観て参りましたが……。
 参りました!
 今回は自主映画撮影中の学生たちが事件に遭遇し、ゾンビ災害が世界に蔓延していく様を手持ちのカメラで撮影し続けていく、という構成。最初に「今度のゾンビは主観映像(POV)らしい」と聞いたときには、巨匠なのに流行のスタイルをマネすんのか! とちょっと失望しかけたんですが、いざ、観てみたらこれがすごい。映画だというのをうっかり忘れそうになるリアリティで、観ている間中、ずーっと背中にいやな汗をかいてました。
 今回は名セリフが多いのも特徴ですね。冒頭、ミイラ男映画を撮影中の学生監督が、動きの速すぎるミイラ役者にダメ出しをするんですけど、そのセリフが「何度も言ったろ! 死体はノロいんだ!」。じんわり来ますね。元祖ゾンビ監督の誇りを感じさせます。
 途中で出会う聾唖者のサミュエルさんも、最高のキャラクター造形ですね。喋れないので主人公たちとは黒板トークをしながら、寄ってきたゾンビにはダイナマイトぶん投げてドカーン。それ見て主人公らは「過激な人だ……」ってつぶやく。ここ爆笑ポイント。まあ、いちばん過激なのはロメロ監督なんだけど。
 最後、ヒロインのミシェル・モーガンがつぶやくセリフがまた最高。さすがにそれはここに書けませんが、ゾンビ映画の抱えているテーマの矛盾を突いていて「さすが!」のひと言。ゾンビファンは、ぜひその目で確かめてみてください。
| とみさわ昭仁 | ゾンビ | comments(0) | trackbacks(0) |
■ゾンビ3D
ゾンビ3D 原題:Night of the Living Dead 3D
監督:ジェフ・ブロードストリート
制作:2006年 アメリカ

 現在公開中の、赤青立体メガネで見る3Dのゾンビ映画。って、タイトルがそのまんま表してますね。
 お話としては、ヒロインが墓参り→家族がゾンビに→どんどん増殖→知らない人の家に逃げ込む→ゾンビに囲まれる→順番にゾンビ化→絶体絶命……という、これまで散々描かれてきたゾンビ映画の定石通りというか、まんまリメイクというか、結局、始祖の『ナイト・オブ・リビングデッド』は著作権が消失してるので、じつはゾンビ映画っていうのは真似し放題。だから、これまで無数に作られてきたゾンビ映画はだいたいどれもみんな同じ。そしてこの作品もやっぱり同じ。そういうもんなのです。
 じゃあ、この映画の価値はどこにあるのか。3Dか? シナリオに新味がないのなら、あとは3D映画であることぐらいしか残ってないよね。
 と思ったら、その3D演出さえもがビックリするぐらい稚拙で、もう笑うしかないです。ジャンキーが「お前もマリファナ吸う?」つってこっちに伸ばした手が立体。吐いた煙がポワーンと立体。字幕が立体。他にもっとマシな立体の使い道はなかったのかよ! だいたいデジタルシネマカメラ撮影の時代に、赤青セロファンの立体映画ってのは、何が狙いなの? 懐かしさ以外の価値はあるの? ある意味で、これも三丁目の夕日だよね、とか思いました。
| とみさわ昭仁 | ゾンビ | comments(0) | - |