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■ザ・フライ2 二世誕生
ザ・フライ2 原題:The Fly II
監督:クリス・ウェイラス
制作:1989年 アメリカ

 こちらはオリジナル(蠅男の恐怖)の続編(蠅男の逆襲)のリメイクというわけではなくて、オリジナル(蠅男の恐怖)のリメイク(ザ・フライ)の続編です。なんだかわからないかもしれませんが、わたしがわかりにくく書いてるだけで、実際にはそんなに複雑なことではありません。
 前作を見た人の期待通り、今作では仕込まれていた種(ハエ男二世)が産まれます。ハエの血を引いているからか、赤ん坊はものすごいスピードで成長し、あっという間にハンサムな青年になりました。しかも天才。なんでハエの血を引くと天才になるのかはわかりません。ハエじゃなくて父(天才科学者)の血筋でしょうかね。
 この青年もまた父の研究を受け継いで、ハエ男製造機(ちがいます)を作ってしまうのです。でも、彼はそんな装置に入らなくとも、生まれつきハエの血を引く者。時間が経つにつれて少しずつ身体がハエ化していくんですね。で、やっぱり彼女とセックスしちゃうんだなー。そうなると、こちらとしては俄然『ザ・フライ3 三世誕生』の映画化を期待してしまうのですが、今日に至るまで、そんな映画が撮られたという話は聞きません。誰か撮って。

 ひとくちメモ:転送に失敗した犬が研究者の手をひとくち食べます。
| とみさわ昭仁 | ハエ | comments(0) | - |
■ザ・フライ
ザ・フライ 原題:The Fly
監督:デヴィッド・クローネンバーグ
制作:1986年 アメリカ

 ドロドログチャグチャの巨匠、D・クローネンバーグによる『蠅男の恐怖』のリメイクです。これもまた公開当時かなり話題になりましたね。基本のプロットはオリジナルとほぼ同じですが、こちらのハエ男は妻帯者じゃなくて独身。恋愛に不器用な奥手の科学者をジェフ・ゴールドブラムが見事に演じています。というか開始早々にゴールドブラムの素顔がどアップで映るんですけど、それがまだ転送実験もしてないのに思いっきりハエ顔で、このキャスティングは卑怯かも、と思いました。
 相手役は美人の女性記者(ジーナ・デイビスの美しさをわからない男性が多いのは嘆かわしいことです)。最初は取材のつもりで会っていたのが、だんだんと惹かれて恋仲になっていき、ちょうど博士にハエが混ざっちゃった直後にベッドを共にして、続編への種を仕込まれるというのは、まあ、予想される展開ですな。
 そういえば、ハエ濃度が高まっていく表現として、ゴールドブラムは会話をしながら身体を小刻みに揺すったり、手を擦ったり、頬を掻いたり、という絶妙なハエ芝居を見せてくれます。ハエとサルの違いはあるけど、なんかマルセ太郎っぽくていいですね。

 ひとくちメモ:肉は喰うけど人は喰いません。
| とみさわ昭仁 | ハエ | comments(0) | - |
■蠅男の逆襲
蠅男の逆襲 原題:Return of The Fly
監督:エドワ−ド・L・バ−ンズ
制作:1959年 アメリカ

 冒頭は葬式のシーンから。誰が死んだのかというと、ハエ男の未亡人ですよ。あっけなく(脚本家に)殺されちゃったのです。で、立派に育った息子が、ここぞとばかり伯父さんに宣言します。「母さんも死んじゃったことだし、ボクが父さんの転送装置を完成させるよ」と。それを聞いた伯父さん、ガーン! でも、仕方ないので協力することにします。
 とりあえず父が遺した自宅地下の実験室を掃除したり、装置を修理したり、ネズミを原子分解したり、あれやこれやで研究を進めていきます。前作より展開がヌルいですが、途中、裏切り者のせいでネズミ男が生まれたりなんかして、そのビジュアルがおもしろいのでまあ退屈はしません。
 で、やっぱり最終的には息子もハエと混ざってハエ男になるのです。親子二代のハエ一家。そりゃなるよね。なってもらわにゃ困ります。今回は、実験の失敗ではなく、悪いやつの陰謀でハエ男になってしまうので、映画の後半はその復讐がメインとなります。タイトル通り、なかなか痛快な終わり方でありましたよ。

 ひとくちメモ:やっぱり人喰いシーンはないんだなあ。
| とみさわ昭仁 | ハエ | comments(0) | - |
■蠅男の恐怖
蠅男の恐怖 原題:The Fly
監督:カート・ニューマン
制作:1958年 アメリカ

 物質転送装置の発明に成功した男が、自分を転送する際にうっかりハエと混ざっちゃって、手を擦り、足を擦り、ハエ化しながら死んでいく悲劇を描いた、古典的名作のひとつ。
 コート姿で頭と左手だけがハエ化している様子は、ぬいぐるみヘッドをすっぽりかぶった感がありありとしていて、チープだけど味わい深いものです。遺伝子が混ざったという設定からすれば、部分的にハエ化するのは不自然なんですけど、その方が異形っぽいシルエットが際立つので、映画的にはこれでよいのでしょう。
 おそらく、公開当時はその衝撃的なビジュアルから「恐怖映画」として受け止められたのではないかと思うのですが、いま見ると怖さはそんなにないですね。むしろ「きみの手でおれを殺してくれ!」と叫ぶハエ亭主と、泣きながら死ねスイッチを押す美人妻の、愛の物語であることがわかります。
 とか言いつつ、ハエ亭主を殺し終えた妻はあっさり義兄といい仲になったりして、ラストでは二人がなんだか新しい家庭を築きそうな雰囲気になって終わるのが、「人間っておもしろいなあ」と思いました。

 ひとくちメモ:人喰いシーンはとくにありません。
| とみさわ昭仁 | ハエ | comments(1) | - |
■フライショック
フライショック 原題:Island of the Dead
監督:ティム・サウザム
制作:2000年 アメリカ

 ニューヨーク州ハートアイランド。そこは元墓場で、伝染病で死んだ無縁仏らが大量に埋められた土地。そんな忌まわしい場所を再開発し、ホームレス用の宅地にしようとする実業家のルパート・キング氏。演じるのは、『キャット・ピープル』で黒豹人間になりきっていたマルコム・マクダウェル。老いてもなおギョロ目は健在です。で、大方の予想通り、どこからから湧いてきた大量の人喰いバエが、欲にまみれた人間の前に立ちふさがり、まとわりつき、喰い尽くすのです。
 と、このように、体裁としてはふつうの人喰い映画風なんですけど、そのわりにはキャラに深みがあったり(なんせマルコムですから)、カメラワークに凝っていたり、シーンの合間に心象風景がはさみ込まれたり、縄跳びをしている黒人少年がとてもいい眼をしていたり、まるで一流映画のような趣きがあるんですよ。ハエ映画のくせに!(褒めてるつもりです)。
| とみさわ昭仁 | ハエ | comments(0) | - |