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■遊星よりの物体X
遊星よりの物体X 原題:The Thing from Another World
監督:クリスティアン・ナイビイ
制作:1951年 アメリカ

 侵略SFの傑作として名高い『遊星からの物体X』の、ハワード・ホークス製作によるオリジナル版。モノクロ撮影のうえに特撮技術もしょぼいけれど、逃げ場のない閉鎖空間での戦いという設定が秀逸で、最後まで飽きさせません。氷の下に埋もれている飛行物体の影に合わせて隊員らが散開してみると、それは飛行機型ではなく、円形、すなわち空飛ぶ円盤の形をしていた……というシークエンスは、お見事! のひと言。
 あらためて見てわかったんですけど、舞台は北極(正確にはアラスカ)なんですね。てっきりオリジナル版も南極なんだと思ってました。それぐらいカーペンター版の印象が強いということか。カーペンター版は奇抜なクリーチャーの造形も話題になりましたが、こちらは時代的にそんなのは無理なわけで、あんまりクリーチャーっぽくありません。というか、思いっきりヒトの形をしていて、背の高いおっさんにしか見えません。物体と呼ぶにはあまりにも人間的。『遊星よりお越しのXさん』と呼んでみたい。
| とみさわ昭仁 | 宇宙人 | comments(2) | - |
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Comment
2008/03/10 8:58 PM posted by: とみさわ
>じっくり話し合えばわかり合えそうな感じ

あははは。実相寺昭雄が撮りそうだ!
2008/03/10 8:27 PM posted by: 東森時音
ジョン・W・キャンベルの原作小説では南極基地になっていますね。
物体Xも他の生命体に乗り移って数を増やしていくというのが正体なので、カーペンター版の方がより原作に忠実ではあると思います。まあ、1951年にそのままの映像化は不可能ですよね。アラスカに舞台を移したのは、ソ連の存在を意識させるためだったと聞いたことがありますが、事実かは不明なので眉唾しといてください。
カーペンター版の物体Xは人類にとって問答無用の敵ですが、ハワード・ホークス版の物体Xはじっくり話し合えばわかり合えそうな感じですね。
「そうですか、宇宙からお越しですか。あっちは冷えるんでしょうね。まま、熱燗を一杯」
「あーどーもどーも。こりゃ身体の芯から温まりますわ」
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