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■超強台風
超強台風 原題:超強台風 Super Typhoon
監督:フェン・シャオニン
制作:2008年 中国

 六本木ヒルズTOHO CINEMASにて開催中の東京国際映画祭で、中国初(たぶん)の災害映画『超強台風』を観てきました。人喰いブロガー的には『D-WARS』を一日も早く観たかったんだけど、勤め人なので平日じゃ無理。なので、人喰い映画の次くらいに好きな「自然災害映画」をチョイスしたというわけ。ブログを3つもやってると、こういう微妙なジャンルの映画ってどこに感想を書いたらいいか迷うんですけどね、いちおう人喰いザメが出てくるのでこちらの人喰い映画祭で紹介します。
 結論を先に言うと、CG全盛の時代に円谷系特撮魂を見せつけてくれる、まさに“タイフーン級”の傑作でした。台風で押し寄せる津波の水の粒子が露骨に荒くて、ミニチュアによる特撮なのがモロバレなんですけど、むしろ円谷育ちにはそれがとても心地いい。
 ストーリーとしては、超大型の台風が接近して壊滅の危機にさらされる中国沿岸部の都市で、命懸けの戦いを繰り広げる市長たちという、災害映画としては王道すぎて新味のないものなんですけど、だからこそ純粋に自然災害の脅威を感じることができてよかったのです。なかでもウー・ガン演じる市長さんが、全身から頼もしいリーダー汁を出しまくっていて、観ている間中、胸が熱くなりっぱなしでしたね。
 たとえばこんなシーン。
 大荒れの漁港で船を守ろうとする漁師たちと、一刻も早く避難させようとする軍の兵士たちが押し問答をしている。このままでは漁師も兵士も共に波に飲み込まれるー! というところに市長が自ら駆けつけてきて、土砂降りの中コートをズバババッと脱ぎ捨てると、その背後で東映のタイトルっぽい波がズバババーン! としぶきを上げるんです。あまりの格好良さに場内大爆笑ですよ。
 さらにこんなシーン。
 市長たちが逃げ込んだ倉庫の壁を強風で吹き飛ばされた船がぶち破って、壁の穴から海水とともに人喰いザメが躍り込んでくる。はやく逃げて! と叫ぶ助役の腕を振り切りながら、市長はある衝撃的なセリフを発すると、棍棒持ってサメをぶん殴りに行くのです。爆笑を通り越して唖然としましたね。『インディペンデンスデイ』の大統領を思い出した。
 映画祭のあとに一般公開があるのかどうかわかりませんが、機会があればぜひ観て欲しい1本です。
▲終映後、トークショーを終えたフェン監督が自ら配っていた中国語版のチラシをゲット!
| とみさわ昭仁 | サメ | comments(2) | trackbacks(0) |
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Comment
2008/10/21 10:37 AM posted by: とみさわ
○嗣さん、毎度どうも!
いろんな意味でとてもいい映画なので、ぜひ一般公開してほしいものです。市長はホクロのない村野武範、コソ泥は元極楽トンボの山本圭一、市長の恩師はうちの娘の小学校の女校長に似ています。
2008/10/21 9:32 AM posted by: 山本○嗣
作品もさることながら、とみさわさまの名文で、もお見たくてたまらなくなりました!♪てか文章だけでかなり満たされている私(笑
ありがとうございます。
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