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■ファングス
ファングス原題:Rats
監督:イエルグ・ルードルフ
制作:2001年 ドイツ

 舞台はフランクフルト。市の民営化法案に反対して清掃局員がストライキを起こす。市内は回収されないゴミが山となり、その影響で地下には大量にドブネズミが繁殖。やがて、ドブネズミは人間を襲いはじめて……。
 という設定はどこかで聞いたことがありますぞ。そう、フランス産ネズミ映画の『パリ・ディストラクション』とまったく同じ設定なんですな。作られたのはこちらの方が先ですが、まあ大差ないでしょう。
 ヒロインは救急病院で働く女医さん。全体的にぬるい演出の映画ですが、院内に保存してある輸血用血液パックがネズミに食い散らかされて部屋中血みどろになっているシーンは、なかなかショッキングでいいです。
 人喰い映画では、ときおりカメラが生物視点になって気分を盛り上げますが、この作品でも例外ではありません。しかもネズミだから、下水道やダクトの中など、狭いところへシュノーケルカメラがぐんぐん入っていくのが楽しいですね。『アウトブレイク』で殺人ウィルスの“菌視点”になったり、『トルク』では何視点だかわからないけど爆走しているバイクのエンジンにカメラが入っていくバカ演出があったりして、爆笑したっけな。
 ネズミ映画は集団の脅威を描いたものなので、最後は群れをどこに集めて、どうやって一挙に殲滅するか、が眼目となります。この映画ではラストの対決にあまり工夫らしい工夫はないけれど、いちおうの成功をみます。でも、人喰い映画の常として、それだけじゃ終わらないんですね。やっぱり最後には新たな生命の誕生をちらりと匂わせて、かわいい仔ネズミちゃんが「ミギャ!」とひと鳴きして幕切れとなるのです。
| とみさわ昭仁 | ネズミ | comments(0) | trackbacks(0) |
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